シャーロック・ホームズは名探偵として日本でも有名な人物ですが、晩年どのように過ごしたかご存知でしょうか。彼は探偵の仕事を引退した後、イギリスの郊外で養蜂業を営みながらローヤルゼリーの研究を行い、なんと103歳まで生きたとされています。
もちろんシャーロック・ホームズは架空の人物ですが、数々の難事件を解決した名探偵の頭脳をローヤルゼリーの研究に生かさせたことから、作者でありかつ学生時代に医学を学んでいたコナンドイルが、ローヤルゼリーの効能に大変興味を持っていたことが窺えます。そして、世界中から愛されているシャーロック・ホームズを長生きさせたいという思いから、このような設定をつくったのかもしれません。ちなみに、世界中でローヤルゼリー旋風が起こるきっかけとなったローマ法王のエピソードよりも30年以上も前の話です。
現在多くの研究者がローヤルゼリーの研究に日々取り組み、その成果を発表しておりますが、シャーロック・ホームズの幻の研究成果もぜひ聞いてみたいものです。