(社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会は、ローヤルゼリーの取引に関し一般消費者の適正な商品選択を保護するとともに、商品取引の公正な競争秩序を確保することを目的に制定された業界における自主規制団体です。

ローマ法王の命を救ったローヤルゼリー

ローマ法王の命を救ったローヤルゼリー

ローヤルゼリーが世界的に有名になったのは、1954年にヨーロッパで起きたある奇跡的な出来事がきっかけでした。当時はローヤルゼリーがフランス保健省の認可を得て病院で薬品として処方され始め、少しずつ世間に知られるようになってきていた頃でした。

その頃、当時80歳を超えたローマ法王(ピオ12世)が肺炎により衰弱し、ありとあらゆる治療の甲斐もなく危篤状態に陥りました。ローマ法王とは全世界に13億人もいるといわれるキリスト教、ローマ・カトリック教会の頂点に立ち、「イエス・キリストの代理者」とも称される全世界のカトリック教徒の精神的指導者、いわば絶対的な存在です。そのローマ法王が死の淵に立っているというのですから、世界中が固唾をのんで状況を見守っていました。

このときローマ法王の主治医ガレアジー・リシー博士たちは当時の世界最高峰の医療技術で治療にあたりましたが、一向に病状は改善しませんでした。すがるような気持ちでローヤルゼリーを投与してみるとそれまで青白かったローマ法王の顔に生気が戻り、会話ができるようになったのです。その後もローヤルゼリーの投与を続けたところ、病状はどんどん改善していき、以前の元気な状態にまで回復しました。

この奇跡的な回復劇はドイツの国際学会で発表され、多くの有識者の注目を集めました。その後1958年にローマで開催された国際養蜂会議ではさらに衝撃的な事が起こりました。その会議でローマ法王自らがミツバチを「神の小さな創造物」と描写され、「私はローヤルゼリーのおかげで命が救われた」と演説して、ローヤルゼリーに対し感謝の意を示したのです。このセンセーショナルなニュースは世界中を駆け巡り、これをきっかけにしてローヤルゼリーは広く認知され、多くの人々がローヤルゼリーを求めるようになったのです。